パニック障害について|千葉駅前心療内科監修|カウンセリング治療専門サイト

パニック障害について

パニック障害について

パニック障害は、原因不明に繰り返し、パニック発作と呼ばれる突然の交感神経の発作や不安と恐怖感が起こるため、生活に支障をきたす障害です。
パニック障害は、過去には全般性不安障害とともに不安神経症と呼ばれ、また心臓神経症、過呼吸症候群と言われていたこともありました。この病気の特徴は、不安発作が思い当たる誘因がなく突然起こることにあります。

パニック発作の時の不安と恐怖は大変なもので、多くの人が心臓発作や呼吸困難で死ぬのではと思い、しばしば救急車で病院に運ばれます。しかし、発作の持続は20分ほどで、病院に着いた頃には発作はおさまっており、検査しても異常は見つかりません。
パニック発作は持続の時間は短くても非常につらいため、「また、発作がおきたらどうしよう」という予期不安と呼ばれる不安を抱くようになり、日常生活に大きな苦痛をもたらします。予期不安から更に広場恐怖と呼ばれる状態に発展すると、発作時に誰も助けてくれない状況を避けるようになったりし、ひどくなると乗り物に乗れなくなったり、外出できなくなったりします。

このように進行していく障害ですので、早期診断と早期治療が大切です。パニック発作がはじめて起きてから約2~3ヶ月以内に治療を受けると治療効果が上がりやすいケースが見られますので、お早めにご来院されることをお勧め致します。

パニック障害と回避行動

パニック障害ではパニック発作がおきますが、どうしてもその発作を避けようとして、回避行動をする傾向がありますが、この回避行動が、さらにパニック発作をおこしやすくするなどの結果となります。

パニック障害の悪循環のメカニズム

  1. ストレスを感じたときに
  2. 不安が少し高くなり
  3. 身体に小さな異変が起こる
  4. 破局的に解釈すると
  5. 不安がもっと高くなり
  6. 身体の異変も大きくなる
  7. 苦手な状況が生まれる
  8. 安全策をとるようになるが
  9. 安全策が逆効果をもたらす

パニック障害での安全策と回避行動

パニック障害では、安全策をとってなんとかパニックを対処しようとします。
当初は上手に安全策的な対処により発作をコントロールすることは大事ですが、徐々に安全策をはずす努力は必要です。

  1. パニック障害になったころ、安全策は役に立っていた!!
  2. 安全策があれば、何とかなると思えるようになる
  3. しばらくすると、安全策を講じないと不安になるため、止められなくなってしまう
  4. 安全策がなくても何とかなる」体験が奪われる
  5. 安全策を少しずつ止めていって、パニック発作が起こっても、しばらくすれば収まっていく、破局的なことにはならないという感覚を取り戻す

といったことが必要でしょう。最初から安全策をとめることは難しいかと思います。
最初は安全策をもっておき、徐々にとめていくこと。これがパニック障害の治療では必要でしょう。

パニック障害における認知行動療法によるアプローチ

パニック障害では認知行動療法をおこないます。
どの辺の症状などをターゲットにしておこなっていくのか、どのようなアプローチをしていくかを示します。

パニック障害に対する認知行動療法的アプローチ

パニック障害や、心気症といった症状は、身体に起こる僅かな「違和感」となる身体感覚を、ネガティブに解釈してしまうために起こります。

例えば、動機、息切れ、手の震え、発汗といった身体反応に対して、以下のようなネガティブな解釈をしてしまいます。

「これは恐ろしい発作の始まりだ」
「何かの病気のサインかもしれない」
「この症状がますます強くなって、呼吸ができなくなる」
「最悪、気絶してしまい、目を覚まさなくなるのでは・・・」

身体の違和感(身体の雑音)に対して、上記のような考え方をしてしまうと、不安が余計に高まってしまい、返って身体症状がもっと辛くなってしまいます。

① 僅かな身体症状(雑音)が起こる
      
② ネガティブな解釈
      
③ 不安が高まる
      
④ 余計に身体症状が辛くなる
      
⑤ ②のネガティブな解釈に戻り繰り返す

このような悪循環によって、パニック障害は持続されてしまいます。
認知行動療法では、2)のネガティブな解釈を変えることを目指します。

パニック障害、不安障害における暴露療法(認知行動療法的アプローチ)

不安な場面に慣れる練習(曝露療法)について、不安に慣れるための練習法である、曝露療法について説明します。
不安という感情は、避ければ避けるほど苦手になってしまいます。

パニック障害・不安障害と呼ばれる診断を持ってしまった人は、何かしらの不安な場面を過剰に避けてしまいがちになります。
勿論、健康な人でも不安な場面はできるだけ避けたいものです。

「避ける」が成功すれば、その場は何とかしのげて一安心でしょう。
しかし「避ける」を行い続けてしまうと、苦手意識がなくならず、不安が維持されてしまいます。

私は子どもの時、水泳がとても苦手で避けていました。
「プールの中で溺れて死んでしまうのではないか?」というネガティブすぎる考えも浮かんでいました。
プールから避けることで、何とか「その場しのぎ」をしていました。

しかし、以下のような練習を繰り返すことで、プールへの不安を克服することができました。

  1. 足がつく簡易プールを使って、少しずつ水に顔をつける練習から行い、水に浸かることの不安に慣れることを体験した。
  2. コーチと一緒に、信頼関係を築きながら、苦手なプールに挑戦することを続けた。
  3. 繰り返し練習することで、「息を止めれば溺れることはない。最悪、溺れそうになっても足が着くから、すぐ立ち上がれる。死ぬことはない。」という、前向きな考え方を学習した。

これは私が不安を克服した時の例です。

勿論、不安障害に悩んでいる人は、これよりも何十倍も辛い不安をお待ちだと思います。
しかし、不安に慣れるための練習(曝露療法)は、この例と良く似ています。例えば、以下の3点にあることを練習します。

  1. 簡単な場面から、少しずつ不安に慣れることを体験していく。
  2. カウンセラーと一緒に、信頼関係を築きながら、不安な場面に挑戦する。
  3. 繰り返し練習することで、「最悪なことは、そうそう起らない」ということを学習する。

このような練習を行って、不安に少し慣れることを目指すのが曝露療法です。
不安に慣れるための練習は、容易ではありません。だからこそ、一人ではなくカウセラーと一緒に、少しずつ曝露にチャレンジして、不安に慣れることが大切です。
不安なことから避け続けることに疲れきってしまった方へ。
不安に慣れるための練習を、少しずつ、カウセラーと一緒にやっていきませんか。

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043-301-7007
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